出張でLAにきている。NYを早朝6時の便ででて、一日LAで仕事、LAを夜の10時に出る便に再び乗ると朝の6時にNYに付く。たった4時間のミーティングのために12時間かけて大陸の東西を移動をするのは結構きつい。こんな出張はなるべくしたくないなと腐っていた。
仕事が終わり、クライアントとLA事務所のスタッフとも分かれ、夜の便までかなり時間があるので、一人ビーチに向かった。腐った気分や移動の疲れが吹き飛ぶような気持ちいい海岸が延々と続く。西海岸でもサンディエゴやサンフランシスコの方が人当たりがいいし海も気持ちよいのでなんとなくLAはすきではなかったが、やっぱりこうして目の前にすると気持ちいい。昔シドニーで海岸沿いにすんでいたころを思い出した。いつかまた海沿いにすんでやろうと思う。
そんなこんなでのんびりしていると、東京の友人から電話が。タイ人の奥さんを持つB君は、二人で夏休みにNYへ来ることを計画している。去年こようと思ったときは、奥さんのアメリカ入国ビザが下りず断念していた。今年はアメリカ大使館の面談の練習もし、ぼくからの推薦状ももたせて準備万端でのぞんだ。しかし結果はばつ。またしても奥さんのビザが下りなかったという残念な連絡が入る。奥さんはLAに留学中の妹にもあえず。アメリカのエゴはすごいと思う。
どこにでもいける日本人は幸せだ。仕事とはいえ、こうしてLAでのんびりしながら考えた。